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層雲

そううん
名詞
1
標準
stratus
文例 · 用例
窒素工場の火の映えは、   層雲列を赤く焦き、鈍き砂丘のかなたには、   海わりわりとうち顫ふ、さもあらばあれ啜りても、  なほ啜り得ん黄銅の月のあかりのそのゆゑに、  こたびは牛は角をもて、柵を叩きてたはむるゝ。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
(「層雲」大正三年九月号)
種田山頭火 砕けた瓦 青空文庫
氏へは層雲を通して親しみを持っていたが、こうしてまとめられた文と句とをしみじみ読み味わって、氏の純情と敬虔とにうたれた。
種田山頭火 三八九雑記 青空文庫
私の前には一筋の白い路がある、果てしなく続く一筋の白い路が、……(大正五年十一月廿七日の生活記録より)(「層雲」大正六年一月号)
種田山頭火 白い路 青空文庫
」(「層雲」昭和十年十月号)
――其中日記から―― 鉄鉢と魚籃と 青空文庫
かかる傾向は層雲を中心とする人々ばかりの間に起ったのではかい。
種田山頭火 俳句に於ける象徴的表現 青空文庫
――木の芽草の芽歩きつづけるはてもない旅のつくつくぼうしけふはけふの道のたんぽぽさいた     □どうしようもないワタシが歩いてをる(「春菜」層雲二百五十号記念集 昭和七年五月刊)
種田山頭火 歩々到着 青空文庫
飲みすごしても、層雲を借覧して、句稿整理することは忘れなかつた、句は酒と共に私の生命の糧である。
広島・尾道 行乞記 青空文庫
作例 · 標準
夜明け前、空には薄い層雲が広がり、幻想的な景色を作り出していた。
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山の斜面をゆっくりと流れる層雲が、まるで生き物のように形を変える。
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今日は一日中、低い層雲が空を覆い、肌寒い日になりそうだ。
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ウィキペディア

層雲(そううん)は、雲の一種。最も低い所に浮かび、灰色または白色で、層状あるいは霧状の雲。輪郭はぼやけていて、厚みや色は一様であることが多いが、ちぎれて独特の形になる場合もある。霧に似た見た目で俗に霧雲とも呼ばれるが、地面には接していないものを層雲と呼ぶ。

出典: 層雲 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0