分身
ぶんしん異読 ふんじん
名詞頻度ランク #23059 · 青空 217 例
標準
other self
文例 · 用例
記憶は雪のふる都會の夜にしづかな建築の家根を這ひまはるさびしい青猫の影の影記憶は分身のやうなものだ。
— 萩原朔太郎 『記憶』 青空文庫
七分身、やはり少し。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
西国にて知れる限りの山々を翁はみな自分の分身のように感じられた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それへも骨肉を分けて血の縁を結んだなら自分の性格の複雑さも増す思いで、分身を雲の彼方にも遺す思いで、自分はどのようにかこの世に足り足らいつつ眼が瞑れることだろう。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
そして心の中で、わが眷属は、分身は、性格の一面は、と想った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それゆえ自分はかれ等を分身と思い做され、総ての上に臨んで自分は山の祖神であったのだが、いまこの山の娘の神に向ってはまるでそういうこともそうすることも覚束なくも思われる。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
山の祖神としては、この分身によって自分にも豊かさという性格を附け加え得られ、眷属の繁栄を眼に見ることである。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
布団から半分身を乗り出して、子供を寝かしつけて居た彼は、妻でなければ子供が承知しないのだと云ふことを簡単に告げて、床の中にもぐり込んだ。
— 有島武郎 『An Incident』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、まるで自分の分身のように、信頼できる部下に仕事を任せた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
仮想空間では、誰もが自分自身の分身を作り、活動できる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女は、娘のことをまるで自分の分身のように可愛がっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
incarnations of Buddha
作例 · 標準
観音菩薩は、衆生を救うために様々な姿の分身となって現れる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
仏陀の教えは、多くの分身を通して人々に伝えられてきました。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
伝説によれば、その賢者は七つの分身を持ち、それぞれが異なる地域で活動していたという。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア曖昧さ回避
分身(ぶんしん、古くは「ふんじん」とも) 一般概念 仏(や菩薩)が衆生を救うためにさまざまな姿をとり現れること。→仏、菩薩 一つの身が二つ以上に分かれること。また、その分かれたことで生じた身。(主に)生まれた子や、派生した組織を指す。 →子、子会社 →ドッペルゲンガー →バイロケーション 作品名 東野圭吾の小説 → 分身 (東野圭吾) フョードル・ドストエフスキーの小説 → 分身 (ドストエフスキーの小説)
出典: 分身 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0