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化身

けしん
名詞動詞-サ変名詞-の形容詞動詞-自動詞頻度ランク #26242 · 青空 336
1
標準
incarnation
文例 · 用例
後に彼はアドリンが出家して死んだと聞いたが、その面影は彼に残つて生きつづけ、其後彼は他の女を愛したが、それはかのアドリンの化身としてであつた。
中原中也 ヂェラルド・ド・ネルヴァル 青空文庫
たといきさまが、観音様の化身でも、寝ちゃならない、こら、行けというに」       三「伯父さんおあぶのうございますよ」 半蔵門の方より来たりて、いまや堀端に曲がらんとするとき、一個の年紀少き美人はその同伴なる老人の蹣跚たる酔歩に向かいて注意せり。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
詩人は声はり上げて『わが心高原にあり』をうたい、『いざ去らば雪をいただく高峰』の句に至りて、その声ひときわ高く、その目は遠く連山の方を見やりて恋うるがごとく、憤るがごとく、肩に垂るる黒髪風にゆらぎ昇る旭に全身かがやけば、蒼空をかざして立てる彼が姿はさながら自由の化身とも見えにき。
国木田独歩 青空文庫
自分は阿弥陀仏の化身親鸞僧正によって啓示されたる本願寺派の信徒である。
宮沢賢治 ビジテリアン大祭 青空文庫
この事柄は敢て議論ではない、吾等の大教師にして仏の化身たる親鸞僧正がまのあたり肉食を行い爾来わが本願寺は代々これを行っている。
宮沢賢治 ビジテリアン大祭 青空文庫
藥師の化身の樣に思ふ。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
無地かと思ふ紺の透綾に、緋縮緬の長襦袢、小柳繻子の帶しめて、褄の堅きまで愼ましきにも、姿のなよやかさ立ちまさり、打微笑みたる口紅さへ、常夏の花の化身に似たるかな。
泉鏡太郎 婦人十一題 青空文庫
僧は普通の人間で、おそらく久圓寺に住んでゐたのであらうが、それを観音の化身であるかのやうに云ひ伝へられたものと見える。
岡本綺堂 小夜の中山夜啼石 青空文庫
作例 · 標準
彼はまさに正義の化身のような存在で、困っている人を常に助けていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
そのアーティストの作品は、現代社会の闇の化身とも言えるだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は、優しさと強さを兼ね備えた、まさに理想の女性の化身だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
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化身(けしん)仏教用語。サンスクリット語nirmāṇakāyaの訳語。大乗仏教における仏の三身の一つ。仏が衆生を済度するために様々な形態で出現する際の姿。応身という訳語も同義。 1から派生して、日本では、本来の意味に加えて神や精霊、人以外の空想上または神格化された生物が人の形を取ったときに使われている。また神や精霊、悪魔が動植物の形で人前に現れる時にも使われる。化身の元の姿を正体という。

出典: 化身 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0