秘める
ひめる
動詞-一段動詞-他動詞
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文例 · 用例
言葉の秘める底無しの魔力を怖れ、自らもその力を巧みにあやつる北村礼明さんは、たまたまコンピューターの世界に足を止めている作家です。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
言葉が秘める力に対する怖れと信頼は、コンピューターがどうの、マルチメディアがこうのといかにはやし立てられようと、私自身の中では毫も揺らぎません。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
自然の最奥に秘める暗黒なる力に対する厭世の情は今彼の胸を簇々として襲った。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
予は信ず、人の衷心、聖の聖なる裡に、神性ありて、これのみ能く宇宙間に秘める神霊を認識し、これを悟覚するを得るものなりと。
— 新渡戸稲造 『我が教育の欠陥』 青空文庫
彼はまつたく不機嫌なメフィストフェレスであつたが、いくつ買つても忽ちふくらんでしまふ大きな財布をどこへ秘めるかといふ最も不機嫌な心労によつて、更にひねもす不快になるのであつた。
— 坂口安吾 『金銭無情』 青空文庫
私も自分の心をじっと胸の奥に秘める外仕方がなかった。
— 豊島与志雄 『運命のままに』 青空文庫
あの、柳生の大財宝を秘めるというこけ猿の茶壺だけは、永遠の疑問符だ。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
早くこけ猿をさがしだして、その秘める埋蔵金の所在を解かねば、殿は切腹、お家は四散しても、追っつくことではない。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
彼は心の中に秘めた情熱を燃やし続けていた。
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その古文書には、秘められた歴史の真実が記されているという。
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彼女は自分の過去を誰にも秘めている。
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