蝶ネクタイ
ちょうネクタイ異読 チョウネクタイ
名詞
標準
bow tie
文例 · 用例
すると三十格恰の会社員でもしてゐさうな、蝶ネクタイが出て来た。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
と、私の前の奴を見ると、私のよりウンとハデな蝶ネクタイを、私より五つも年取つてゐる男が持つてゐた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
黒の蝶ネクタイを固くきちんと結んだままで、女給たちにはついに一指も触れなかった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
黒の蝶ネクタイを固くきちんと結んだままで、女給たちにはつひに一指も觸れなかつた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
左翼くずれの同盟記者で大阪の同人雑誌にも関係している海老原という文学青年だったが、白い背広に蝶ネクタイというきちんとした服装は崩したことはなく、「ダイス」のマダムをねらっているらしかった。
— 織田作之助 『世相』 青空文庫
」「なんでも、慶一さんの好きなもので」 管理棟のかげから出て、ステージが見える場所にくると、ちょうどエンディングで、拍手がわき起こり、深紅の蝶ネクタイをして、今夜のMCをやっているワラが、ワイアレスマイクごと手を叩きながら、中央に歩みでるところだった。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
平べったい鳥打ちを少し横めにかぶり、蝶ネクタイをして、太いズボンをはいた、若い同じような恰好の男が二、三人トランクを重そうに持って、船へやってきた。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
白い上着に蝶ネクタイを結んだ西村|支配人は、愛想よく警部達を迎え、二階へ案内すると、表の窓際に近い席をすすめて、女達に飲物を持って来させたりした。
— 大阪圭吉 『銀座幽霊』 青空文庫
作例 · 標準
結婚式で、彼は蝶ネクタイ(ちょうネクタイ)を着用していた。
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パーティードレスに合わせ、彼女は小さな蝶ネクタイ(ちょうネクタイ)を髪に飾った。
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子供用のタキシードには、可愛らしい蝶ネクタイ(ちょうネクタイ)が付いていた。
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