赫々
かくかく異読 かっかく
形容詞-たる副詞-と
標準
brilliant
文例 · 用例
そして私は赫々とした炎天の下で、烈しく鋭い精神を私の裡に感じたのである。
— 『青空』記事 『編輯後記(大正十五年九月號)』 青空文庫
岬の端には煉瓦工場が、工場の庭には煉瓦干されて、煉瓦干されて赫々してゐたしかも工場は、音とてなかつた煉瓦工場に、腰をば据ゑて、私は暫く煙草を吹かした。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
木橋の、埃りは終日、沈黙し、ポストは終日|赫々と、風車を付けた乳母車、いつも街上に停つてゐた。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
その側に下女のおすめは、一かかえもあるほどな大きな七輪へ、赫々と炭をおこして、長い鉄串へ幾切もの粕漬の塩鮭を並べて居る、焼けて溶け落ちる塩鮭の油が炭火に焦げて、ぷんぷんと香ばしい匂をたてるのであった。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
此時、太陽は雲間を洩れて赫々たる光を射出した。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
頓て雨が全く霽れると共に、今度は赫々たる太陽は、射る如く吾等の上を照して來た。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
其翌日は、漂流以來はじめて少し心が落付いて、例の雨水を飮み、沙魚の肉に舌皷打ちつゝ、島影は無きか、る日よりは餘程元氣もよく、赫々たる熱光の下、日出雄少年は私の顏を見詰めて『おや/\、叔父さんは何時の間にか、黒奴になつてしまつてよ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
今しも波浪に揉まれて、此方に廻りし其艦尾には、赫々たる日輪に照されて「日の出」の三|字が鮮かに讀まれた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
彼の赫々たる功績は、歴史書に深く刻まれている。
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その企業は創業以来、赫々たる発展を遂げ、業界のリーダーとなった。
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遠くに見える夕日が、赫々とあたりを照らしている。
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