幻辞.com

正逆

せいぎゃく
形容詞-語幹
1
標準
forward and reverse
文例 · 用例
七 人名について新羅媛善妙百済媛妙光中臣金連中臣鎌子連(又、中臣鎌足連)蘇我稲目宿禰蘇我馬子宿禰蘇我蝦夷宿禰蘇我赤兄臣蘇我倉麻呂臣物部目連物部尾輿大連物部弓削守屋大連大伴談連大伴金村大連大伴長徳連この日本紀の人名排列は、一見正逆の語序をまじへたものゝ様に見え、又自然な並べ方のやうにも見られるだらう。
折口信夫 日琉語族論 青空文庫
正逆と言ふ拠り所はないのである。
折口信夫 日琉語族論 青空文庫
強ひて言へば、われ/\の使つてゐる語に出て来て極めて多くの語に通じる語序を、正序と言つてゐるだけで、新を以て判断の標準とするのだが、古い形を正しいものとする今一つの常識からすれば、この正逆語序は、逆様に考へられても為方がない。
折口信夫 日琉語族論 青空文庫
正逆語序の事実について、今一つ注意せねばならぬことは、語序変化と言ふ様な、久しい時間をかけての事実は、その原因を明らかに示すことは出来まい。
折口信夫 日琉語族論 青空文庫
「身のかた」「かたみ」といふ風に、正逆にふり替つたものと一往は言へるが、必しも意義の端々――論理や、言語表現の端々にまで、そつくり逆になつてゐると言ひきれないものがある。
折口信夫 日琉語族論 青空文庫
さうした正逆いづれか一つに止ると言ふことは、結局正語序だけがあると言ふことになるので、かたみの如きは、時代の古いものなる為に、さうした判断をするわけである。
折口信夫 日琉語族論 青空文庫
嘉那志按司君など言ふ風に、必しも正逆を論じなくとも、適切感が浮んで来る。
折口信夫 日琉語族論 青空文庫
かう言ふところに正逆の別れる以前の気味合ひが窺はれるのだらう。
折口信夫 日琉語族論 青空文庫
作例 · 標準
この電動ドライバーは、スイッチ一つで回転の正逆を切り替えることができる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
モーターの配線を逆に繋いでしまったため、正逆が入れ替わってしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
部品の取り付け方向が正逆どちらでも可能な設計にすることで、誤組み立てを防ぐ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview