訓話
くんわ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
moral discourse
文例 · 用例
それではこれからいつもの通り、朝の訓話を始めるから、一同席につき心を静めて聴くがよい。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
入学の宣誓式の時、生徒主事のG教授が長時間にわたって生徒の赤化に就て注意的訓話を述べたが、G教授は物凄い東北弁で、喋っていることの意味がちっとも分らなかった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
G教授の訓話が終った途端、うしろの父兄席にいた一人の紳士がいきなり立ち上って、「あなた今何を喋られたのですか。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
たとへ貯めて置いたにしても、それは教訓話ぐらゐのものにしか役に立たなかつた。
— 田山録弥 『黒猫』 青空文庫
私が教員時代に学童へ向って熱心に話した訓話の痕跡が取り切れて居ないと、読者は叱責するであろうか。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
主人は、世間からは謹厳な人と呼ばれて他人に笑顔を見せることがなく、修身の訓話を口にするのが癖だつたが、案外無学で、書類書簡の類ひは悉く密かに妻や園に代筆せしめた。
— 牧野信一 『淡雪』 青空文庫
」 若者が舌を巻いて驚嘆すると、権五郎の主人が私の前に恭々しく叩頭して、何は兎もあれ祝ひの席の上坐についてから、村民代表の前で、乗馬心得に関しての訓話を一席披露して貰ひたいものと申し出た。
— 「吾が昆虫採集記」の一節 『夜見の巻』 青空文庫
私の徹底的に厳かな無言の表情から、主人は何も彼も私が承知したものと合点して、祝宴の先にあたつて、未だ一同の者が酩酊をせぬ間に折角の訓話を謹聴したきもの――と襟を正して、道を展くのであつた。
— 「吾が昆虫採集記」の一節 『夜見の巻』 青空文庫
作例 · 標準
校長先生の訓話はいつも長くて退屈だが、今日の話だけは心に深く刺さるものがあった。
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入社式では、社長が「誠実こそが最大の武器である」というテーマで訓話を行った。
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朝礼での短い訓話の中に、仕事を円滑に進めるための重要なヒントが隠されていた。
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