八卦
はっけ異読 はっか
名詞
標準
eight trigrams (divination signs)
文例 · 用例
所が、何でも久米正雄夫人自身の懷姙中の運勢の素晴しかつたことは今でも鎌倉猛者連の語り草になつてゐるくらゐださうだが、懷に入つてふとるといふ八卦でもあらうか?
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
老人は私の顔を天眼鏡で覗いて見たり、筮竹をがちゃがちゃいわして見たり、まるで人相見と八卦見と一しょにやっていましたが、やがてのことに、『イヤ御心配なさるな、この児さんは末はきっと出世なさるる、よほどよい人相だ。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
八卦も置ぐようだじゃ。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
かねがね八卦には趣味をもっていたが、まさか本業にしようとは思いも掛けて居らず、講習所で免状を貰い、はじめて町へ出る晩はさすがに印刷機械の油のにおいを想った。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
その奥さんというのが病気だから、その日その日に追われて、昼間は温泉場の飲食店をまわって空壜を買い集め、夜は八卦見に出ているのだと言った。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
八卦見だって、先生と言われています。
— 太宰治 『或る忠告』 青空文庫
すべての易者と星占家(家相家や、人相見や、八卦師や)は、かうした彼等の所謂亡者どもを濟度するため、矛盾にも此處で前説を豹變し、逆に今度は、意志の自由が運命を支配すること、自覺と心がけとによつて、何人も意識的に人相を變へ、惡しき手相を善き手相にし、自由に運命を支配し得ることを辯解する。
— 萩原朔太郎 『易者の哲理』 青空文庫
すべての易者と星占家(家相家や、人相見や、八卦師や)は、かうした彼等の所謂亡者どもを済度するため、矛盾にも此処で前説を豹変し、逆に今度は、意志の自由が運命を支配すること、自覚と心がけとによつて、何人も意識的に人相を変へ、悪しき手相を善き手相にし、自由に運命を支配し得ることを弁解する。
— 萩原朔太郎 『易者の哲理』 青空文庫
作例 · 標準
東洋哲学では、八卦を用いて天地万物の変化を表現する。
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家の玄関には、魔除けの意味を込めて八卦の模様が描かれた置物が飾ってある。
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易経には、複雑な八卦の組み合わせとそれらが示す意味が記されている。
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標準
divination
作例 · 標準
友人は大事な決断の前に必ず八卦で吉凶を占う習慣がある。
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人生の岐路に立つ時、人は八卦に頼って心の平穏を求めることもある。
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昔の中国では、八卦は政治的な判断にも用いられることがあった。
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ウィキペディア
八卦(はっけ、はっか)は、古代中国から伝わる易における8つの概念のことである。すなわち、一般的な周易では☰(乾) ☱(兌) ☲(離) ☳(震) ☴(巽) ☵(坎) ☶(艮) ☷(坤)
出典: 八卦 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0