大飢饉
だいききん
名詞
標準
great famine
文例 · 用例
そしてその翌年の八月に大風があり、三年に大飢饉があり、正元に入ってから二年続けて疫病があったので、日本全国の同胞は大半死につくしたように思われた。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
大体彼は建築道楽で、寛正の大飢饉に際し、死屍京の賀茂川を埋むる程なのに、新邸の造営に余念がない。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
近頃、漸々一体の注意を呼び始めた、ロシアの大飢饉と云うことに対しても、真の意味で、友誼的であるべき諸邦の愛が、私は、余り鈍っていると思う。
— 宮本百合子 『アワァビット』 青空文庫
上は将軍家をはじめとし、台閣諸侯、奉行輩、奢侈に耽り無為に日を暮らし、近世珍らしい大飢饉が、帝の赤子を餓死させつつあるのに、ろくろく救済の策さえ講ぜず、安閑として眺めている。
— 国枝史郎 『前記天満焼』 青空文庫
「どうして天明三年の大飢饉はこんなものじゃなかったと言うよ。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
只、この短かい詩句の中から、大飢饉に見舞われたこの地方の百姓達の、生きるための苦闘をはっきり想い浮べて貰えれば足るのである。
— ――東北農村惨状報告書―― 『飢餓地帯を歩く』 青空文庫
即ち、それらの百姓達の胸の奥には、この大凶作、大飢饉に対して、どんなことが考えられているか、どんな生き方が考えられているか、またそれが今、どんな具体的な姿となって現われつつあるか、そのほんとうのところを知りたかった。
— ――東北農村惨状報告書―― 『飢餓地帯を歩く』 青空文庫
将にこれ大飢饉さえも、尊王倒幕の別働隊たらんとす。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の天保の大飢饉では、凶作による食料不足で多くの人々が命を落とした。
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教科書の挿絵には、大飢饉に苦しむ農民たちの悲痛な表情が描かれている。
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歴史家は、その地域の大飢饉が社会構造を根本から変えたと分析している。
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ウィキペディア曖昧さ回避
大飢饉(だいききん)は飢饉のうち大規模なものに対する呼び名のこと。 大飢饉 (1315年-1317年) 大飢饉 (漫画)
出典: 大飢饉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0