違作
いさく
名詞
標準
smaller harvest than expected
文例 · 用例
加之、倍々違作うちつゞき候より、一ヶ年の奉公も重年に相成り候。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
その上、違作引きや、土地や灌漑についての修理費など、耕作者が要求して可かれないといふことはなかつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
幼童思慕詩篇肖像あいつはいつも歪んだ顔をして、窓のそばに突つ立つてゐる、白いさくらが咲く頃になると、あいつはまた地面の底から、むぐらもちのやうに這ひ出してくる、ぢつと足音をぬすみながら、あいつが窓にしのびこんだところで、おれは早取写真にうつした。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
「でも私達がどんなにちいさく見えるかというのは誰が見るの」 腹立たしくなって私は声を荒らげた。
— 梶井基次郎 『闇の書』 青空文庫
するとふしぎなことには、山男はだんだんからだのでこぼこがなくなって、ちぢまって平らになってちいさくなって、よくしらべてみると、どうもいつかちいさな箱のようなものに変って草の上に落ちているらしいのでした。
— 宮沢賢治 『山男の四月』 青空文庫
主人に選らせりや、いさくさなし、私を助けるんです、何うでせう。
— 泉鏡太郎 『人參』 青空文庫
糸瓜がちいさくぶらりとさがつてきた。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
リイはいつの間にか月の世界の真白な砂の上に立っておりまして、今までいた人間の世界は、向うに見える水晶の山の上にお盆のようにちいさくなって、紫色に美しく光っています。
— 香倶土三鳥(夢野久作) 『雨ふり坊主・先生の眼玉に・奇妙な遠眼鏡』 青空文庫
作例 · 標準
今年の夏は記録的な猛暑に見舞われ、多くの地域で米の違作が懸念されている。
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長年育ててきたリンゴの木が、病害の影響で今年はひどい違作になったよ。
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予想を大幅に下回る違作により、野菜の価格が急騰する事態となった。
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「今年のイチゴは甘みが足りないし、量も少ないね。なんだか違作みたいだね。」
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