稽古場
けいこば
名詞
標準
training room (hall)
文例 · 用例
「ゆんべもおとといの晩も自分の家へ帰って来ませんとさ」 新日本音楽の先生の帰ったあと、稽古場にしている土蔵の中の畳敷の小ぢんまりした部屋になおひとり残って、復習直しをしていた老妓は、三味線をすぐ下に置くと、内心|口惜しさが漲りかけるのを気にも見せず、けろりとした顔を養女に向けた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
寄付の四畳半には長火鉢や箪笥や茶箪笥が列んでいて、奥の六畳が稽古場になっているらしく、そこには稽古用の本箱や三味線が置いてあった。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
「ゆんべもおとといの晩も自分の家へ帰って来ませんとさ」 新日本音楽の先生の帰ったあと、稽古場にしてある土蔵の中の畳敷の小ぢんまりした部屋になおひとり残って、復習直しをしていた老妓は、三味線をすぐ下に置くと、内心口惜しさが漲りかけるのを気にも見せず、けろりとした顔を養女に向けた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
一つは事務所で、その奥が稽古場になっているようだ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
試験は、その稽古場で行われる様子である。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
柳吉は近くの下寺町で稽古場をひらいている竹本組昇に月謝五円で弟子入りし、二ツ井戸の天牛書店で稽古本の古いのを漁って、毎日ぶらりと出掛けた。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
その後、毎日もしくは隔日に翁は飯田町家元稽古場に出て千代造氏に師伝を伝え、又所々の能、囃子に出席する事一年余、明治二十六年十一月に帰県したが、何をいうにも、流儀の一大事、翁の一生の名誉あるお稽古とてこの間の丹精は非常なものがあったらしい。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
「女風情が稽古場に出入りするかッ」 といった見幕で一気に撃退してしまった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
劇団員たちは、毎日稽古場で熱心に演技の練習をしている。
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武道の稽古場には、師範の厳しい声が響き渡る。
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この広い稽古場は、ダンスグループにとって最高の環境だ。
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