来歴
らいれき
名詞頻度ランク #41312 · 青空 251 例
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文例 · 用例
(明治四十年十一月十六日『東京朝日新聞』) 三十九 赤茄子の伝来 洋食に用いるトマトの来歴を調べた人の説によると、この植物は十六世紀の中頃に南米ペルーからスペインあるいはポルトガルに渡りそれから欧洲に拡がったものである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
俳句の季題と称するものは俳諧の父なる連歌を通して歴史的にその来歴を追究して行くと枕草子や源氏物語から万葉の昔にまでもさかのぼることができるものが多数にあるようである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
木綿糸の結び玉や、毛髪や動物の毛らしいものや、ボール紙のかけらや、鉛筆の削り屑、マッチ箱の破片、こんなものは容易に認められるが、中にはどうしても来歴の分らない不思議な物件の断片があった。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
やがて、燕尾服を着た仁丹の鬚のある太夫が、お客に彼女のあらましの来歴を告げて、それから、ケルリ、ケルリ、と檻に向って二声叫び、右手のむちを小粋に振った。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
黒谷とか金閣寺とかいう所へ行くと、案内の小僧さんが建築の各部分の什物の品々の来歴などを一々説明してくれる。
— 寺田寅彦 『案内者』 青空文庫
一番目の同じようなシーンでは観客はまだそこに現われる群集の一人一人の素性について何も知らなかったのであるが、この二度目の同じ場面では一人一人の来歴、またその一人一人がアルベールならびに連れ立った可憐のポーラに対する交渉がちゃんとわかっている。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
毎夕|納涼台に集る輩は、喋々しく蝦蟇法師の噂をなして、何者にまれ乞食僧の昼間の住家を探り出だして、その来歴を発出さむ者には、賭物として金一円を抛たむと言いあえりき、一夕お通は例の如く野田山に墓参して、家に帰れば日は暮れつ。
— 泉鏡花 『妖僧記』 青空文庫
彼のお葉という女は、どんな素性来歴の者か知らぬが、豪家の息子を丸め込んで、揚句の果に手切れとか足切れとか居直るのは、彼等社会に珍しからぬ例である。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
作例 · 標準
この刀の来歴を調べると、驚くべき事実が判明した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古い絵画の来歴をたどるのは、非常に興味深い作業だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の生い立ちと来歴は、あまり知られていない。
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