台下
だいか
名詞名詞-接尾辞
標準
your honor (honour)
文例 · 用例
小初は掘り下げた櫓台下の竪穴から浅瀬の泥底へ水を掻き上げて行くと、岸の堀垣の毀れから崩れ落ちた土が不規則なスロープになって水底へ影をひくのが朦朧と目に写って来た。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
しかしその時はそれきりで、何を考えたという事さえ忘れてしまっていたが、その後二三日たったある日の夕方、駿河台下まで散歩していた時に、とある屋根の上に明滅している仁丹の広告を見るとまた突然この同じ文字が頭の中に照らし出された。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
その後二三日してまた駿河台下を歩いた。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
ところがそのうち石像の台下で鳴声がするというので、村の青年達が掘り返してみると田鼠が沢山|仔を産んでいました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
富士の麓の雪が溶けて数十条の水量のたっぷりな澄んだ小川となり、三島の家々の土台下や縁先や庭の中をとおって流れていて苔の生えた水車がそのたくさんの小川の要処要処でゆっくりゆっくり廻っていた。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
空腹を防ぐために子への折檻をひかえた黄村、子の名声よりも印税が気がかりでならぬ黄村、近所からは土台下に黄金の一ぱいつまった甕をかくしていると囁かれた黄村が、五百文の遺産をのこして大往生をした。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
」「洋燈台下暗しで、(と大に洒落れて、)さっぱり気が付かなかった。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
この提灯でいうのじゃないが、燈台下暗しで、とぼんとして気がつかなかった。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
作例 · 標準
枢機卿台下への謁見を前に、参列者たちは厳かな雰囲気の中で待機していた。
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「台下のお言葉に従い、平和への祈りを捧げます」と信者たちは唱えた。
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教皇台下より直接祝福の言葉を賜るという、稀有な機会に恵まれた。
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