赤金
あかきん
名詞
標準
red gold
文例 · 用例
……悲しい悲しい底光の赤金光、三角の頂点。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
『西京雑記』にいう、東海の黄公少時|幻を能くし蛇や虎を制するに赤金刀を佩ぶ、衰老の後飲酒度を過ぐ、白虎が東海に見れたので例の赤刀を持ち厭に行きしも術行われず虎に食われた、年老の冷水でなくて冷酒に中ったのだ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
二月×日「お前は七赤金星で金は金でも、金屏風の金だから小綺麗な仕事をしなけりゃ駄目だよ。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
尋ね人は七赤金星で、三碧木星とは相剋だから早く諦めないと大変な事になる。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
……でも七赤金星の話は僕ばかりにしかしなかったそうで、誰にも話してはいけないと口止めされていたのですけども……。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
沖タナゴも私はハヤ鉤で細い綸糸で釣るのであるから、波中の赤金をたのしみ、あの段のついたひらひらと引く味を好むのである。
— 佐藤惣之助 『魚美人』 青空文庫
決闘用の洋刀二本を、ぶっちがえにして壁にかけた、その下に楕円形の出入り口があり、そこにマドリッドの産らしい、赤金色の垂布がかけてあったが、それをかかげて三人の男が、しのびやかにはいって来た。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
「ヤーイ、赤金魚ガキタ。
— 村山籌子 『アヒルサン ト オネコサン』 青空文庫
作例 · 標準
銅を混ぜて赤みを帯びさせた赤金の指輪が、アンティークショップに並んでいた。
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工芸品の装飾に赤金が使われ、重厚な輝きを放っている。
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彼は赤金の懐中時計を宝物のように大切に扱っていた。
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