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嗄れる

しゃがれる異読 しわがれる・かれる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to become hoarse
文例 · 用例
千枝松は喉の嗄れるほどに藻の名を呼びながら歩いたが、声は遠い森に木谺するばかりで、どこからも人の返事はきこえなかった。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
歌い、歌い、声の嗄れるまで歌い続ける。
――獄中手記―― 何が私をこうさせたか 青空文庫
夜になると街道に出て声の嗄れるまで吠えた。
レオニイド・アンドレイエフ Leonid Andrejew 青空文庫
それは、驢馬が帰って来ながら、ありったけの声を振絞って、なに平気だ、なに平気だと、声が嗄れるほど啼き続けているのである。
HISTOIRES NATURELLES 博物誌 青空文庫
信長の声も、いたずらに嗄れるばかりだった。
第四分冊 新書太閤記 青空文庫
そしてこの孫子之旗や十三字旗が、ここを立っては川中島へ赴き、その帰るごとに、帰って来た勇士たちも領民も、同じ感激と涙と嗄れるばかりの喊声で、迎え合い答え合った永禄前後の頃が、今は、何となく恋しく振りかえられた。
第六分冊 新書太閤記 青空文庫
胸がへしゃがれるようで、息をすることも、出来なかった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
しまいには、落盤にへしゃがれるか、蝕ばまれた樹が倒れるように坑夫病で倒れるか、でなければ、親爺のように、ダイナマイトで粉みじんにくだかれてしまうかだ。
黒島傳治 土鼠と落盤 青空文庫
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