義兵
ぎへい
名詞
標準
righteous army (esp. in Korea)
文例 · 用例
若し建文帝にして走って域外に出で、崛強にして自大なる者に依るあらば、外敵は中国を覦うの便を得て、義兵は邦内に起る可く、重耳一たび逃れて却って勢を得るが如きの事あらんとす。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
先に、千早の攻囲軍中にあつて、護良親王の令旨を戴いて、東国へ帰つてゐた新田義貞は、義兵を起して鎌倉に攻め入り、北條氏一族を討滅した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
それより遠からず西の王子と言うは、脇屋義助が四国で義兵を挙げんと打ち立ちし所なり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
去年予寄附金集めに三十六年ぶりで上京した時、井林義兵を挙げて馳け付けたが一文もくれなんだ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ダンヌンチオも日本だったら義兵を募る事も軍資を作る事も決して出来なかったろう。
— 内田魯庵 『二葉亭追録』 青空文庫
日本人は徳助、大助、義兵衛といって、みんな若けえ奴らです。
— 蟹のお角 『半七捕物帳』 青空文庫
この、韓国民の教育をはかるといる大目的のために、また一つには、私は本国の義兵参謀中将ですから、こうしてこの三年間、国事に奔走しているのであります。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫
漢字で「八道義兵」、「大韓独立」、「民族自決」と方々に大書してある。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫