負託
ふたく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
charging (someone) with (a responsibility)
文例 · 用例
今この恐るべき金権を世襲しながら、いやしくもこれを一身一家の私欲のために濫用するがごときことあらば、これまさに天の負託にそむくというもの、殃その身に及ばずんば必ず子孫に発すべきはずである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
王室の名誉のため、父君の御負託に背き、死をもって謝罪する兄を見|做え。
— 橘外男 『グリュックスブルグ王室異聞』 青空文庫
しかもさういふたくらみをなして彼等が利得する量といふのは一體何程であらう。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
」 役所風に堂々とはしているけれども無味乾燥なウンテル・デン・リンデンの大通りへでたところで、伸子たちはその大通りのつき当りにそびえている元宮殿の美術館の方へ、川瀬たちは地下鉄の方へとふたくみにわかれた。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
小林団長のひきいる八人の少年探偵団は、四人ずつ、ふたくみにわかれて、園井家のへいのまわりを巡回していました。
— 江戸川乱歩 『灰色の巨人』 青空文庫
おばけ玉 そこで、小林団長は二十人の団員を十人ずつふたくみにわけ、ひとくみの十人には、八幡神社の森の中を見はらせることにしました。
— 江戸川乱歩 『灰色の巨人』 青空文庫
のこる十人を、また五人ずつ、ふたくみにわけました。
— 江戸川乱歩 『灰色の巨人』 青空文庫