上書
じょうしょ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
memorial to the throne
文例 · 用例
そこには明らかに「室生犀星樣」と上書きされてる、二三の手紙が這入つてゐた。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
けれどもこれ以上書けない。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
私は手紙をそれ以上書き續ける氣がしなくなつた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
」(同上書三十一頁より三十二頁) 山崎は、勿論、こういうことは知り悉していた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 お品は受取って、青い状袋の上書をじっと見ながら、片手を垂れて前垂のさきを抓んで上げつつ、素足に穿いた黒緒の下駄を揃えて立ってたが、一寸飜して、裏の名を読むと、顔の色が動いて、横目に框をすかして、片頬に笑を含んで、堪らないといったような声で、「柳ちゃん、来たよ!
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
呆氣に取られて瞻るのを、優しい洋傘の影から、打傾いて流眄で、「お手紙の上書で覺えましたの……下郎は口のさがないもんですわね。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
」 お品は受取つて、青い状袋の上書をじつと見ながら、片手を垂れて前垂のさきを抓むで上げつゝ、素足に穿いた黒緒の下駄を揃へて立つてたが、一寸飜して、裏の名を讀むと、顏の色が動いて、横目に框をすかして、片頬に笑を含むで、堪らないといつたやうな聲で、「柳ちやん、來たよ!
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
そして桃いろの封筒へ入れて、岩手|郡西根山、山男|殿と上書きをして、三|銭の切手をはって、スポンと郵便函へ投げ込みました。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
作例 · 標準
臣下は、国王に民の窮状を訴える上書を提出した。
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彼は、国家の将来を憂い、皇帝に上書を行った。
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「このような重大な問題について、我々も上書すべきではないか?」と議員の一人が提案した。
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ウィキペディア
上書(じょうしょ)とは、臣下から主君・上官に対して意見を記した文書を提出すること、またその文書。上表文・言上書・表勘文・上申書・建白書などの別名を持つ。
出典: 上書 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0