数え年
かぞえどし
名詞
標準
East Asian age reckoning
文例 · 用例
日本ならば明治十二年卯歳の生れで数え年四十三(大正十年)になる訳である。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
この時が僕も桂も数え年の十四歳。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
行年その時六十歳を、三つと刻んだはおかしいが、数え年のサバを算んで、私が代理に宿帳をつける時は、天地人とか何んとか言って、禅の問答をするように、指を三本、ひょいと出してギロリと睨む……五十七歳とかけと云うのさ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
これが数え年で二十四の男児である。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
晩のお菜に、煮たわ、喰ったわ、その数三万三千三百さるほどに爺の因果が孫に報って、渾名を小烏の三之助、数え年十三の大柄な童でござる。
— 泉鏡花 『海異記』 青空文庫
この河童の尻が、数え年二百歳か三百歳という未だうら若い青さに痩せていた頃、嘘八百と出鱈目仙(千)人で狐狸かためた新手村では、信州にかくれもなき怪しげな年中行事が行われ、毎年大晦日の夜、氏神詣りの村人同志が境内の暗闇にまぎれて、互いに悪口を言い争ったという。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
朝起き三文の得といってね、寝る子は育つというなア数え年三つまでのことなんだ。
— 卒塔婆を祭った米びつ 『右門捕物帖』 青空文庫
おもんの目に見える不幸は、彼女が数え年十二の時、生みの母親に死なれたことから始まった。
— 宮本百合子 『光のない朝』 青空文庫
作例 · 標準
祖母の七五三の写真は、数え年で三歳の時に撮られたものだそうだ。
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古い戸籍を調べると、当時の年齢がすべて数え年で表記されている。
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厄年の計算は満年齢ではなく、生まれた年を一歳とする数え年で行うのが一般的だ。
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ウィキペディア
数え年(かぞえどし)とは年齢表現の一つ。出生時を「数え1歳」とし元日を迎える度に年齢を加算して行く。満年齢とは異なる数え方である。
出典: 数え年 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0