生まれ年
うまれどし
名詞
標準
year of one's birth
文例 · 用例
気候の変化が人間の生理にも若干の影響があるかもしれないとすると、それが胎児の特異性に多少の効果を印銘することが全然ないとも限らないし、そうなると生まれ年の干支とその人の特性とが、少なくもある期間については多少の相関を示す場合がないとも言われないような気がして来るのである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
お金は帰りにここへも寄って、外記の生まれ年月をいって判断を頼んだ。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
「はい、若いおかみさんの生まれ年を知っていますので……」「生まれ年……」「親分さんの前ですから申し上げますが、おかみさんは生まれた年を隠しているのでございます」と、かれは思い切ったように云った。
— 松茸 『半七捕物帳』 青空文庫
それで表向きは先ず巳年で通るのであるが、土地の者は皆ほんとうの生まれ年を知っているので、親たちもいろいろに心配して、結局その嫁入り先を、遠い江戸に求めたのであった。
— 松茸 『半七捕物帳』 青空文庫
そして文永四年の八十二歳まで生き、歿年から逆算すると、生まれ年は、ちょうど、文治二年静が鎌倉へ召された年に当り、その点、全く符合する。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
作例 · 標準
例句