幻辞.com

拷問台

ごうもんだい
名詞
1
標準
rack (torture device)
文例 · 用例
宗教裁判所の牢獄のなかであってさえ死刑囚の耳にささやくものは希望――拷問台の上にあってさえ喜びいさむ希望――であった。
THE PIT AND THE PENDULUM 落穴と振子 青空文庫
事件の組立てが、しばしば政府に雇われたさくらどもの根も葉もない陳述によって、でっち上げられているばかりではない、拷問台が存在するだけで、あらゆる証人の言はとほうもなく歪曲されるようになっている。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
拷問台上の犠牲は、あに一人被告のみならんや。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
拷問台です――」そこでふしあわせなヘイワアドは、拷問台だけは免れたけれど、ロンドン塔に送られ、女王の治世の終わるまで幽閉され放しになった。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
あのポーランドの農民の頭目ジョルジュ・セシェルは、十字軍の名目の下にいろいろな悪事を働いた男だが、トランスシルバニアの太守に負けて生け捕られ、三日の間裸のまま拷問台の上にくくりつけられ、みんなが思い思いの責苦を加えるのに委せられた。
ESSAIS DE MONTAIGNE モンテーニュ随想録 青空文庫
作例 · 標準
彼は拷問台にかけられ、自白を強要された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
歴史書には、拷問台を使った残忍な尋問の記録が残っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
中世の城の地下牢には、拷問台が残っていたという。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

拷問台(ごうもんだい)またはラック(rack)は、古代より用いられていた拷問器具の一種で、特に中世から近世にかけてイングランドで用いられたものが知られている(「エクセター公の娘」)。人一人を寝かせられる長方形の大きさで、通常は木製のフレームを地面から少し浮かせた構造をしており、一方または両端にローラーがついていた。原語の "rack" は、棚(ラック)の意。使用方法は、片方のローラーに拷問を受ける者の足首を結び付け、また一方のローラーには手首を鎖でつなぐ。尋問の進展により、拷問官は上部のローラーに取り付けられたハンドルを回し、すると鎖が巻き取られ非常にゆっくりと対象は引っ張られていく(ラチェット機構により逆回転はしない)。その結果、相手の肩、腰、膝、肘への負担が徐々に高まり、耐え難い苦痛を与える。また、滑車やレバーを使うことで力をこめずローラーを回転させることも可能であり、時に関節部に脱臼を引き起こすほどの負担を縄にかけられる。

出典: 拷問台 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0