詩劇
しげき
名詞
標準
drama in verse
文例 · 用例
――これがメーテルリンクによつて取り扱はれた、詩劇タンタジールの死の主題であつた。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
叙事詩に類する別の韻文は、劇詩と称するものであって、これの舞台に於ける様式を詩劇と言う。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
この劇詩や詩劇やが、普通の科白劇とちがうところは、後者が「知性の意味」を主とし、人生のレアールな真相を表現しようと欲するのに、前者は「感情の意味」を主として、神秘、荘厳、優艶、典雅等の、情的な意味や気分を出そうとする。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ベズィメンスキーは或る電車製作工場内で、組織されたばかりのウダールニクが経験した闘争、犠牲、勝利を、詩劇にした。
— 宮本百合子 『ソヴェトの芝居』 青空文庫
詩劇だから、科白は詩だが、この「射撃」に出演したメイエルホリド劇場の若手の俳優たちが、モスクワ芸術座の俳優のように鮮明な発音で朗読法をこなすまでには、大分時間がかかるという感じだった。
— 宮本百合子 『ソヴェトの芝居』 青空文庫
詩劇として、ベズィメンスキーのこの制作は、ソヴェトのプロレタリア文学の問題として各方面で問題にされた。
— 宮本百合子 『ソヴェトの芝居』 青空文庫
この詩劇は、五ヵ年計画のごく初期、ウダールニクがモスクワにたった十三しか組織されていなかった時に書かれた歴史的な作品であること。
— 宮本百合子 『ソヴェトの芝居』 青空文庫
例えば、彼に詩劇「射撃」という作がある。
— 宮本百合子 『ソヴェト文壇の現状』 青空文庫
作例 · 標準
韻律を踏んだセリフが特徴的な詩劇は、通常の演劇とは異なる独特の情緒がある。
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ゲーテの『ファウスト』は、哲学的な思索が随所に散りばめられた不朽の詩劇だ。
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詩劇の朗読会では、言葉の響きそのものが持つ力に観客が酔いしれた。
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