拓殖
たくしょく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
colonization
文例 · 用例
然し余は此道路を見て拓殖に熱心なる道庁の計営の、如何に困難多きかを知つたのである。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
拓殖会社の大事務室には卓が一見縦横乱雑に並び、帳面立ての上にまで帰航した各船舶から寄せられた多数の複雑な報告書が堆く載っている。
— 岡本かの子 『越年』 青空文庫
現在、あの拓殖会社が煮え切らぬ存在で、今度の社が軍需に専念である点が僕の去就を決した。
— 岡本かの子 『越年』 青空文庫
併し、最も権力のあるのは領事達ではなくて、独逸人の経営に係る南海拓殖商会であった。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
拓殖大学に通っている憲一は、小石川の汚い炭屋の二階に下宿しているのであった。
— 田中貢太郎 『藤の瓔珞』 青空文庫
東洋拓殖會社ノ横暴ハ實ニ當年ノ東印度會社ニ學バントスル一大罪惡ナリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
拓殖會社ノ土地ハ土地私有限度ニヨリテ一度國家ニ徴集スルト共ニ、朝鮮ニ在ル内鮮人ハ平等ノ權利ニ於テ其ノ分配ヲ受クベシ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
朝鮮ニ於ケル所謂拓殖政策ナル者亦實ニ歐人ノ罪惡的制度ヲ直譯シタル者多シ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
作例 · 標準
先人たちは、荒れ果てた大地を拓殖し、豊かな農地へと変えていった。
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海外への拓殖事業は、当時の国家政策として大々的に進められた。
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新たな土地を拓殖するためには、強靭な精神力とたゆまぬ努力が必要だ。
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