摘示
てきし
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
explaining
文例 · 用例
その中で、最も大きなものは、尚子夫人、または彼女の良人によって、沈黙のうちに摘示された、自己の価値下落という、寂しい自覚なのである。
— 宮本百合子 『渋谷家の始祖』 青空文庫
金助君は、浪花節語りがかぜをひいているような声で、遠くから敵をののしったり、あざわらったりするには、いちばんてきしているのです。
— 新美南吉 『草』 青空文庫
さて持てきし薬など服して、木村氏のもとにありしが、いつまでも手を空くしてあるべきにあらねば、月給八円の雇吏としぬ。
— 森鴎外 『みちの記』 青空文庫
機体が強風にあおられてきしんだ。
— 片岡義男 『波乗りの島』 青空文庫
桟橋の古い板は、ハチミの体重を受けてきしんだりぐらついたりした。
— 片岡義男 『少女時代』 青空文庫
つまりは木で作ったこういう長いものが、我邦ではすべてホコまたはムホコであったのを、武器にはホコといい、他の棒はオコといって区別をしたので、椋を削ってホコにするのにてきした木だったからこの名があり、現にまた、これをホコと呼ぶ例もある。
— 柳田国男 『母の手毬歌』 青空文庫
作例 · 標準
報告書には、課題が明確に摘示されており、改善の方向性が見えた。
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会議では、具体的なデータに基づいて問題点を摘示した。
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裁判官は判決理由の中で、事件の重要な争点を丁寧に摘示した。
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