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祭具

さいぐ
名詞
1
標準
equipment used in a ritual
文例 · 用例
揃いのように紅白のだんだら幕で、柳の根方に店囲いを作り、羽子板店に紙鳶店はもちろん、神棚の祭具を売る店、餅網、藁のお飯|櫃容れを売る店、屠蘇の銚子や箸袋を売る店、こういう正月向きの売店が賑々しく普通の売店に混り、普通の売店も負けず劣らず飾り立てゝ、もはや春が見舞って来た景気です。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
あるとき欒書の塚をあばくと、棺も祭具もみな朽ち破れて、何物も余されていなかったが、ただ一匹の白い狐が棲んでいて、人を見ておどろき走ったので、王の左右にある者が追いかけたが、わずかに戟をもってその左足を傷つけただけで、遂にその姿を見失った。
捜神記(六朝) 中国怪奇小説集 青空文庫
長年教会へ通いつめているので、納骨堂や祭具室の冷たい匂いがその衣類にまで浸みこんでしまったのであろう。
モーリス・ルヴェル Maurice Level 老嬢と猫 青空文庫
家具を造る時には、第一に祖先を祭る時に要する祭具から着手する(同上)。
桑原隲藏 支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道 青空文庫
南洋の家屋に日本の神社の氷木や鰹木と同一の物を附し、水害を避ける為めに床下を高くしたのなどを初め、祭具、武噐、食噐等に我国の上古と吻合する所の少くないのを観て僕の考古学的嗜好は頻に刺戟せられた。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
熱帯からやつて来たので特に寒気に苦しんで屡々発病したが、乗物を用ひず、ミサの祭具を詰めこんだズダ袋を背負つて歩いた。
――ヨワン・シローテの殉教―― イノチガケ 青空文庫
昔の長崎奉行所なら一目でそれと分る切支丹祭具で、捕吏達が鵜の目鷹の目嗅ぎまはつてゐた品々だつたが、最後の潜入からわづかに六十数年、十字架の何たるかまで分らないほど切支丹に縁遠い時世になつてゐた。
――ヨワン・シローテの殉教―― イノチガケ 青空文庫
無数の神像が並んでおり、祭具や幡が置いてあった。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
作例 · 標準
神社には、由緒ある祭具が大切に保管されている。
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古代の祭具が発掘され、当時の儀式の様子が明らかになった。
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祭具の手入れは、神聖な義務とされている。
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