浮き輪
うきわ
名詞
標準
swim ring
文例 · 用例
さらに、架線をはりめぐらせた広い道をわたった角にある、赤白の浮き輪やロープを飾った、カウンターだけの店に、高志は三人をみちびいて入った。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
」と、いって、清さんは、浮き輪につかまり、先生は、泳ぎながら清さんの背中を押して、沖へ、沖へと出てきました。
— 小川未明 『海と少年』 青空文庫
濡れた砂で子供のように城を作ったし、トラックのタイヤ・チューブを利用した太い浮き輪も、ふたりは楽しんだ。
— 片岡義男 『夏と少年の短篇』 青空文庫
この自然観の相違が一方では科学を発達させ、他方では俳句というきわめて特異な詩を発達させたとも言われなくはない。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
後にはこれに懲りて、いよいよという時の少し前に、眼は望遠鏡に押付けたまま、片手は鉛筆片手は観測簿で塞がっているから、口で煙草を吹き出して盲目捜しに足で踏み消すというきわどい芸当を演じた。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
しかし、こんなことを考えている元のおこりはと言えば、ただかの男が自分に亀井戸への道を聞いたというきわめて簡単なただそれだけの事実に過ぎない。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
小泉八雲というきわめて独自な詩人と彼の愛したわが日本の国土とを結びつけた不可思議な連鎖のうちには、おそらくわれわれ日本人には容易に理解しにくいような、あるいは到底思いもつかないような、しかしこの人にとってはきわめて必然であったような特殊な観点から来る深い認識があったのではないかと想像される。
— 寺田寅彦 『小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」』 青空文庫
ずっと前にアインシュタインが来朝したときのことをいろいろ思い出す中に一つあまり従来記録されていないと思うきわめて興味ある現象がある。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
作例 · 標準
例句