浮き袋
うきぶくろ異読 ふのう
名詞多音語
標準
swimming belt
文例 · 用例
「なんにも見えない」「救わなきゃならない、浮き袋と縄を投げこめよ」と富士男はいった、そうしてまたさけんだ。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
「気をつけろよ、岩が多いから乗りあげるかもしらん、そのときにあわてないように、浮き袋をしっかりとからだにつけていたまえ」 富士男は人々に注意した。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
もし綱がとどかなかったら、漁師は浮き袋でも木箱でもなんでも浮く物を投げてよこすだろう。
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫
船に備えつけの浮き袋を投げてやると、それにつかまった。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫
余は彼等はエスキモーが爲す如く、銛に長き紐を付け其|端に獸類の膀胱抔にて作りたる浮き袋を括り付け置きしならんと考ふるなり。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
エスキモーは斯かる浮き袋に息を吹き込み、且つ其氣の漏るるを防ぐ爲に栓を爲るの便を謀りて、角製の管を是に付け置く事なるが是と等しき物武藏西ヶ原貝塚及び下總柏井貝塚より出でたり。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
余はコロボックルの遺物たる是等の角噐は實に浮き袋の口として用ゐられしならんと信ずるなり。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
網形の押紋有る土噐片、骨器の刺さりたる大鯛の頭骨、浮き袋の口と思はるる角製の管、皆人類學教室の藏品なり。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
swim bladder
作例 · 標準
例句