道念
どうねん
名詞
標準
moral sense
文例 · 用例
人は之を称して第一義の道念に触れるとも、人生の根元に徹するとも評して居る。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
成程是等の作物は第一義の道念に触れて居るかも知れぬ。
— 夏目漱石 『高浜虚子著『鶏頭』序』 青空文庫
行道念々、我高きにのぼらむと欲すれども妻は蒼穹の遥かなるを知らず。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
人間を正当なる知識に進ましむるもの(学理)其一なり、人間を正当なる道念に進ましむるもの(倫理)其二なり、人間を正当なる位地に進ましむるもの(美)其三なり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
霊性的の道念に逍遙するものは、世界を世界大の物と認むることを知る、而して世界大の世界を以て、甘心自足すべき住宅とは認めざるなり、世界大の世界を離れて、大大大の実在を現象世界以外に求むるにあらずんば、止まざるなり。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
若シ此ノ立法ガ男子ノ道念ニヨリテ行ハレザルナラバ忌ムベキ婦人勞働トナリ婦人參政權運動トナルベシ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
數百年間ノ半亡國史ハ實ニ朝鮮人ノ道念ヲモ生活ヲモ腐敗シ盡シタルヲ以テ、眞ノ國家的覺醒アル鮮人ハ之ヲ現在新精神ニヨリテ教育セラレツツアル人々ノ生長ニ待ツノ外ナキヲ以テナリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
軍隊ノ強盛ヲ念トスル軍事當局スラ此ノ強兵ヲナス根源ヲ提唱スル者無ク、凡テノ國民ハ國民ノ義務ナル道念ニ忍ビテ一ニ只忘却ニ封ジツツアルトキ、兵卒其者ガ憤恨ニ爆發スルノ日ハ則チ勞働者ト結合シタル勞兵會ノ出現ナラザルベカラズ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
作例 · 標準
彼は道念が強く、常に正しい行いを心がけている。
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人間として道念を失ってはならない。
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彼の行動は道念に反するものだった。
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