稼業
かぎょう
名詞頻度ランク #26457 · 青空 768 例
標準
trade
文例 · 用例
この奇妙さがふたたびリゼットへ稼業に対しての、冒険の勇気を与えて彼女は毎夜のような流眄を八方に配り出した。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
」 「やくざ稼業なンて、他で見る程楽しいものじゃねえ」 「そんな事位え、俺だって判ってるよ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
親孝行ばかりでなく、七之助は気のあらい稼業に似合わない、おとなしい素直な質で、近所の人達にも可愛がられていた。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
併しこんな稼業のものにはめづらしい正直な淡白した江戸兒風の男で、御用を嵩に着て弱い者を窘めるなどといふ惡い噂は曾て聞えたことがなかつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
稼業が稼業だけに、それをやかましく云うのも野暮だと半七は思った。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
おめえ稼業にも似合わねえ。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
「お前どつち―――だ」「卑しい稼業よ」「芸者|面しやがつて威張るない」「いつ私が威張つて。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
交際のありがちな稼業の事、途中で友だちに誘はれて、新宿あたりへぐれたのだ、と然う思へば濟むのであるから。
— 泉鏡花 『夜釣』 青空文庫
作例 · 標準
しがない文筆稼業ですが、なんとか食べていけています。
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先代から受け継いだ職人稼業を、誇りを持って続けています。
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浮き沈みの激しい人気商売を稼業に選ぶのは、勇気がいることだ。
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「へぇ、役者稼業も楽じゃないんだね。毎日稽古漬けなんて。」
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