上刻
じょうこく
名詞
標準
first third of a two-hour period
文例 · 用例
巫女 丁どや――丑の上刻ぞの。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
天竜、雲を遣り、雷を放ち、雨を漲らすは、明午を過ぎて申の上刻に分豪も相違ない。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
卯の上刻頃には、先鋒有馬勢が崩れたのを切っかけに、鍋島勢、松倉勢、みな追い落された。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
光秀の方は、丑の中刻で、秀吉の方は丑の上刻であったと云う。
— 菊池寛 『山崎合戦』 青空文庫
丑の上刻と云えば二時半で、中刻は三時だから、三十分違いである。
— 菊池寛 『山崎合戦』 青空文庫
天竜、雲を遣り、雷を放ち、雨を漲らすは、明午を過ぎて申の上刻に分毫も相違ない。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
きょうは風が南に変って、珍らしく暖いと思っていると、酉の上刻に又|檜物町から出火した。
— 森鴎外 『護持院原の敵討』 青空文庫
見分の役人は戌の上刻に引き上げた。
— 森鴎外 『護持院原の敵討』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の資料によれば、この儀式は午の刻の上刻に執り行われたという。
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明け六つの上刻といえども、冬の朝はまだ暗い。
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刻限をわずかに過ぎ、上刻から中刻へと差し掛かる頃に彼は現れた。
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