一括り
ひとくくり
名詞
標準
lumping together
文例 · 用例
三萱刈りて、篠刈りて、編むで作る、炭俵、炭をつめて、繩もて括る、眞木ゆひし、繩を解きて、一括り、二括り、三括りに括る、大き俵、小さ俵、左から見、右から見、置いて見つ、積むで見つ、よろしき炭、また燒いて、復た燒き燒く。
— 長塚節 『長塚節歌集 中』 青空文庫
遙かに木立の繁茂した間から一括りの白糸を又幾つかに裂いて懸けた位な瀑が見える。
— 長塚節 『佐渡が島』 青空文庫
農家の親爺さんが、家の中の土間から持ち出したのは、一括りの野菜である。
— 佐藤垢石 『食べもの』 青空文庫
健三に見せたら参考になるだろうと思って、用箪笥の抽匣の中にしまって置いたのを、今日出して持って来たって仰ゃいました」「そんな書類があったのかしら」 彼は細君から受取った一括りの書付を手に載せたまま、ぼんやり時代の付いた紙の色を眺めた。
— 夏目漱石 『道草』 青空文庫
今、おもむろに焼けつつある一括りの中には、数日前、お松が発見してくれた涎掛もあれば、臍の緒もあるはずです――そのほか、与八としては片時も離せない、意義のある人たちからの記念品も、みんなそれに入っていたようです。
— 勿来の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
その雜然たる中に、自分が欲しいと思つた物は、古つづら一ぱいに突つ込んであつた手紙、古卷物、寫本などの一括りの荷で、 ――これはどの位なら落ちる?
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
ただし、年代の同定できなかったものについては末尾に纏め、また、子規編の「案山子集」に含まれる古白句については、別文献から年代推定できない限り、明治23〜25年として別の一括りとし、同様に後藤宙外の「明治文壇回顧録」所収の「友垣草紙」からの古白句は明治26〜27年春の句として一括りにした。
— 藤野古白 『藤野古白句集』 青空文庫
そしてその前後には時間が流れていて、その時間のなかに物語がさまざまにある、ということになるわね」「僕が描いて来たものが、絵と言えるかどうか」「描いたものすべてをひとくくりにすると、それは場面でしょう。
— 片岡義男 『物のかたちのバラッド』 青空文庫
作例 · 標準
彼の意見をすべて一括りにして否定するのは間違っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
世代で一括りにするのは乱暴な考え方だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
いろんな趣味があるけれど、全部一括りで「インドア派」とよく言われる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash