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番茶

ばんちゃ
名詞頻度ランク #36714 · 青空 309
1
標準
coarse tea
文例 · 用例
番茶を一口すすって、「僕のこの不精髭を見て、幾日くらいたてばそんなに伸びるの?
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
さてそんなことで、主人も私も東海道のことはすっかり忘れ果て、二人ともめいめいの用向きに没頭して、名古屋での仕事もほぼ片付いた晩に私たちはホテルの部屋で番茶を取り寄せながら雑談していた。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
なるせに、水府たばこときせると番茶を送る様に仰言って下さい。
附・戦線便り 陣中日誌(遺稿) 青空文庫
」 易者がニヤッと笑って、T「十八」 トホッと左膳、T「番茶も出花か」 易者が、T「名前はキミエ」 「ヘッ」と左膳が、T「その君江さん何処に居る」 易者が、T「それが分らん」 で左膳げっそりした。
山中貞雄 なりひら小僧 青空文庫
胸膜炎で、たき出した番茶のような水を、胸へ針を突っこんで汲み取る患者も、トラホーム・パンヌスも、脚のない男も一つの病室にごた/\入りまじった。
黒島傳治 氷河 青空文庫
その書を机上に閉じて終って、半盞の番茶を喫了し去ってから、 また行ってくるよ。
幸田露伴 蘆声 青空文庫
下男の吉蔵は、まだ夜明け前の広い台所の真中へ三四枚の藁筵をひいて、近所の四五人の倔強の若者等と大釜の湯を取り分けて※た真赤な番茶を、前の夜から焚いて用意して置いた麦飯を、大きな茶碗に山盛りにした上からかけては、黄色な沢庵などを忙しく箸で挟み乍ら、何杯も何杯も代えるのであった。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
私は気が付くと、その夜、――後で妹の話を聞いて慄然して飛んで出たが、猫行火に噛着いていて、豆煎を頬張ったが、余り腹が空いて口が乾いて咽喉へ通らないから、番茶をかけて掻込んだって。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
作例 · 標準
忙しい一日の終わりに、熱い番茶を淹れて一息ついた。
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番茶はカフェインが少ないので、寝る前でも安心して飲める。
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「おばあちゃん、この番茶、香ばしくて美味しいね!」
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