怯懦
きょうだ
形容動詞名詞
標準
cowardly
文例 · 用例
俺一人位はいいだろう、と云う怯懦の中から、全プロレタリアの陣営が総崩れになるんだ。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
そしていつかそれに気がついてみると、栄養や安静が彼に浸潤した、美食に対する嗜好や安逸や怯懦は、彼から生きていこうとする意志をだんだんに持ち去っていた。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
我は天性|怯懦にして、強盗殺人の罪を犯すべき猛勇なし、豆大の昆虫を害ふても我心には重き傷痍を受けたらんと思ふなるに、法律の手をして我を縛せしむる如きは、いかでか我が為し得るところならんや。
— 北村透谷 『我牢獄』 青空文庫
開卷第一に、孤獨幽棲の一少年を紹介し、その冷笑と其怯懦を寫し、更に進んで其昏迷を描く。
— 北村透谷 『罪と罰(内田不知庵譯)』 青空文庫
」「彼の眼は常に論者の怯懦を叱責す。
— 石川啄木 『詩』 青空文庫
』と訝り問へば、『我等が國を強國といへど、恫喝を以て誇るのみ、世界の人怯懦にして、我が暴戻を制せむとせず。
— 長塚節 『長塚節歌集 中』 青空文庫
われまことに詩人となりて、善く社會の状態を歌はんには、先づかゝる怯懦の心を棄てざるべからず。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
モロッコのマグラ市近き野に獅が多いが極めて怯懦で、小児が叱ると狼狽|遁げ去る、その辺の大都フェスの諺に口ばかり剛情な怯者を詈って汝はアグラの獅ほど勇なり犢にさえ尾を啖わるべしというとある。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
戦場で怯懦を示した兵士は、厳しく罰せられた。
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彼は、困難な状況に直面すると、すぐに怯懦な態度をとる癖がある。
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勇気ある行動が求められる場面で、彼の怯懦が露呈してしまった。
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怯懦とは、臆病であること、およびそのような行動を指す。
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