中ほど
なかほど
名詞
標準
(about) middle
文例 · 用例
紙の左上から右辺の中ほどまで二条の並行曲線が引いてあるのが上野の麓を通る鉄道線路を示している。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
ある人は天体の星は扁平な薄い長方形の中に散布していて、その中ほどに我が太陽系が居るものと想像した。
— 寺田寅彦 『天河と星の数』 青空文庫
ただ縦揺れのために起る上下動は、船の中央部が比較的一番少ないから、近来の良い船の一等室は大抵船の中ほどに置いてある。
— 寺田寅彦 『汽船の改良』 青空文庫
ちょいとこれで結わえて下さいな」 親指の中ほどで疵は少しだが、血が意外に出た。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
畑の真中ほどに桐の樹が二本繁っている。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
ところが、中ほどへ行くと不意にドカンとして機関車は脚を踏みはずした挽馬のように、鉄橋から奔放にはね出してしまった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
高さ五|間以上もある壁のような石垣ですから、私は驚いて止めようと思っているうちに、早くも中ほどまで来て、手近の葛に手が届くと、すらすらとこれをたぐってたちまち私のそばに突っ立ちました。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
その中ほどに亀屋という旅人宿がある。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
作例 · 標準
講演会の中ほどで、突然マイクの調子が悪くなった。
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本のちょうど中ほどのページに、感動的な挿絵があった。
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長い旅の、ちょうど中ほどの地点で休憩を取った。
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