真ん中
まんなか
名詞頻度ランク #4560 · 青空 976 例
標準
middle
文例 · 用例
四畳半の真ん中に卓を一つ置いて、原稿紙を前に坐つてゐた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
短い秋を見限ってテラスの真ん中の丸暖炉と、角隅を囲う硝子屏風はもう季節の冬に対しての武装だ。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
向い側に腰かけた中年の男の熟柿のような顔の真ん中に二つの鼻の孔が妙に大きく正面をにらんでいるのが気になった。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
」「――商業地の真ん中で、水入らずにそんな謎のような話をするものじゃありませんわ。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
亀屋で起きている者といえばこの座敷の真ん中で、差し向かいで話している二人の客ばかりである。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
そしてそのおなかの真ん中より少し下に梅の花の様なおへそが附いている。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
と突然、何の鳥か、野原の真ん中にすぐれて大きく一本立って居る、欅の梢で鳴き声がしました。
— 岡本かの子 『トシオの見たもの』 青空文庫
指環の台は純金であったが、環状に並べた九つの小粒の真珠の真ん中に、一つの大きな真珠があり、倉持家の定紋に造られたもので、贈り主の父の母に対する愛情のいかに深かったかを示すものであり、それを偸み出して女に贈る坊っちゃんらしい彼の熱情に、銀子も少し驚きの目を見張っていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
広場の真ん中には、大きな噴水がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
列の真ん中にいた彼は、急に前に押し出された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
テーブルの真ん中に花瓶を置くと、部屋が華やかになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash