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通りがかり

とおりがかり
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #37624 · 青空 450
1
標準
passing (along the way)
文例 · 用例
その一つに繻絆一枚で腰掛けて老人の読んでゐた新聞に、三十何年とか撒水車を挽いてゐるといふ男の笑つて汗を拭いてゐる写真が通りがかりに見えた。
中原中也 夏の夜の話 青空文庫
近所のお内儀さんなどが通りがかりに児をあやすと、嬉しそうな色が父親の柔和な顔に漲る。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
いつか偶然に出くわしてからは通りがかりに声を掛けていたが、この頃では寄るとゆるゆる店先へ腰を下ろして無駄話をして行く。
寺田寅彦 まじょりか皿 青空文庫
芸妓たちが驚いて、では送ろうというと、老妓は笑って「自動車に乗せてやれば、何でもないよ」といって通りがかりの車を呼び止めた。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
西鶴の人間に関する観察帰納演繹の手法を例示するものとしてはまた『織留』中の「諸国の人を見しるは伊勢」に、取付虫の寿林、ふる狸の清春という二人の歌比丘尼が、通りがかりの旅客を一見しただけですぐにその郷国や職業を見抜く、シャーロック・ホールムス的の「穿ち」をも挙げておきたい。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
ミサコは通りがかりのタクシーに乗るとカブト町に向って車を疾走さしていた。
吉行エイスケ 女百貨店 青空文庫
三十七年から八年の中ごろまでは、通りがかりの赤の他人にさえ言葉をかけてみたいようであったのが、今ではまたもとの赤の他人どうしの往来になってしまった。
国木田独歩 号外 青空文庫
維新前の話であるが、通りがかりの武士が早乙女に泥を塗られたのを怒ってその場で相手を斬殺した事件があって、それを種に仕組んだ芝居が町の劇場で上演されたこともあったようである。
寺田寅彦 五月の唯物観 青空文庫
作例 · 標準
通りがかりの男性が、困っているお年寄りを助けていた。
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通りがかりのカフェで一休みすることにした。
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通りがかりの人に道を尋ねた。
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