石頭
いしあたま
名詞
標準
obstinate person
文例 · 用例
石頭を掉る、背ごすりをする、傍見をする。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
きよとんとして、小姉に再び其の包を渡すと、默つて茶を汲みに行く、石頭のすくんだ、――背の丸さ。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
その柔かい膝に、友染も露出になるまで、石頭の拷問に掛けて、芝居で泣いていては済みそうもないんだが。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
鉄橋を潜ると、左が石頭山、俗に城山である。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
高志兄さんの都合を考えなかった、わたしが悪いんですから」「あんた、どうしてあんな石頭の肩をもつの。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
これが最後の睡眠劑か、どれひとつその丸藥をどうか世間の石頭へも頒けて呑ませてやりたいものだ。
— 上田敏 『牧羊神』 青空文庫
これはみんな、自分の先祖代々の連中が、やってみたくて堪まらないままに、ジッと我慢して来た残忍性、争闘性、野獣性、又は変態心理なんどの面々が、入れ代り立ち代り現代式の姿で、吾々の意識の中に立ち現われているので、そんな事はないなぞいうのは、内省力のない石頭か、あっても忘れている低能連中に過ぎない。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
――あの大学の蓄音器先生と辞典先生めらが、己をこんな石頭にしてしまひやがつた。
— 島田清次郎 『二人の男』 青空文庫
作例 · 標準
うちの部長は、新しい技術導入には全く耳を傾けない石頭だから困るよ。
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何度説明しても理解しようとしないなんて、本当に石頭なんだから。
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あの頑固な職人は、時代の変化にも動じない石頭として知られている。
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あの子は一度決めたら聞かない石頭だから、説得するのも一苦労だ。
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標準
hard head (like a rock)
作例 · 標準
「お父さんは本当に石頭なんだから、一度言い出したら絶対に折れないわよ。」
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若手の斬新な企画も、石頭な役員たちを納得させるには至らなかった。
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「痛っ! 石頭にもほどがあるよ。ぶつかったこっちの膝が笑ってるじゃないか。」
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彼は自他共に認める石頭で、一度決めたルールを曲げることを極端に嫌う。
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