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初刷

しょずり異読 しょさつ・はつずり
名詞多音語
1
標準
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文例 · 用例
いくら初刷だって、そんな無駄話で十頁も二十頁も埋られた日には、元日の新聞は単に重量に於て各社ともに競争する訳になるんだから、其の出来不出来に対する具眼の審判者は、読者のうちでただ屑屋丈だろうと云われたって仕方がない。
夏目漱石 元日 青空文庫
尤もそうなれば、初刷の頁も平常に復する訳だから、とくに元日に限って書かねばならぬ必要も消滅するかも知れない。
夏目漱石 元日 青空文庫
而してその由来を『国民の友』の初刷に帰する者あり。
長谷川時雨 田沢稲船 青空文庫
私は今いった最初発見の句集を持っていた上に、別によい初刷本のあるという事を村幸から知らせて来たので、終に若干の価を増し前のと交換して、今も持っている。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
問屋へ頼んで安くおろして貰い、彼はそれを肩に担ぎ、「暦々、初刷り暦!
国枝史郎 北斎と幽霊 青空文庫
この図は先年藤懸教授が外遊の時新しく刷って諸外国の図書館などへ寄附された由であるが、ライデン大学にはその初刷があったそうである。
中谷宇吉郎 『雪華図説』の研究後日譚 青空文庫
まるで順調にゆけば四五日でなくなりそうな部数しか初刷しないのですって。
一九四一年(昭和十六年) 獄中への手紙 青空文庫
「三千の初刷りで眼を廻したか」「ええびっくりした」寒笑は本当にびっくりしたとみえてとびあがった、「冗談じゃありませんぜ若旦那、あたしあ寝不足で神経が疲れてるんだから、ああびっくりした」「誰か来なかったか」 大助はあがって来るとにやりともしないで梅八にそう訊いた。
山本周五郎 新潮記 青空文庫
2
標準
first print of the new year (esp. newspaper printed on January 1)