取り巻き
とりまき
名詞頻度ランク #33374 · 青空 28 例
標準
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文例 · 用例
自分の入って来たのを見て、いきなり一人の水兵が水雷長万歳と叫ぶと、そこらにいた者一斉に立って自分を取り巻き、かの大杯を指しつけた。
— 国木田独歩 『遺言』 青空文庫
みなこれ屈竟の大男、いずれも手拭いに面を覆みたるが五人ばかり、手に手に研ぎ澄ましたる出刃庖丁を提げて、白糸を追っ取り巻きぬ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
馬鹿な取り巻き連中のすることだ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
建築当初は武蔵野の田畑の青味に対照して、けばけばしく見え、それが却ってこの棲家を孤独な淋しい普請のようにも見させたが、武蔵野の土から生えた蔦が次第にくすみ行く赤煉瓦の壁を取り巻き、平地の草の色をこの棲家の上にも配色すると、大地に根を下ろした大巌のように一種の威容を見せて来た。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
二人は取り巻きらしい態度で絶間なく赤鼻の男に話しかけるのである。
— 南部修太郎 『女盗』 青空文庫
取り巻きのおめえ達はそれでよかろうが、姐さんはいい人身御供だ。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
そしていろいろな風聞が、清教徒風に質素な早月の佗住居の周囲を霞のように取り巻き始めた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
その「木村木村」という数限りもない声がうざうざと葉子を取り巻き始めた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
人気アイドルの周囲には、常に熱狂的なファンや取り巻きが群がっている。
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彼は権力者の取り巻きに過ぎず、自分自身の意見を持っているようには見えない。
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パーティー会場で、主賓の取り巻きたちが機嫌を取ろうと必死に話しかけていた。
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