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腰巾着

こしぎんちゃく
名詞
1
標準
hanger-on
文例 · 用例
金目の懸った宝なんざ、人が大切がって惜しむもので、歩るくにも坐るにも腰巾着につけていようが、鎖を下ろしておこうが、土の中へ埋めてあろうが、私等が手にゃあお茶の子さ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
あえて世間をどうしようなぞという野心は無さそうに見えたのに―― お供の、奴の腰巾着然とした件の革鞄の方が、物騒でならないのであった。
泉鏡花 革鞄の怪 青空文庫
さっきから何だか邪魔だと思ったら、あたしの帯にしっかりと獅噛み付いて、これが本当の腰巾着というんだね。
岡本綺堂 青空文庫
一日、その母親の手から、娘が、お前さんに、と云って、縮緬の寄切で拵えた、迷子札につける腰巾着を一個くれたんです。
泉鏡花 縁結び 青空文庫
しかしいつもいつも父や母の腰巾着で行くというわけにも行かないので、わたしは年相応に金のかからない芝居を見てあるくことを考え出した。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
鳥熊の春木座は自分の小遣い銭で見物に出かけたのであるが、他の劇場も腰巾着の機会さえあれば、わたしは誰にでも付いて行くことを怠らなかった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
新富座の方は父の腰巾着で出かけたのであるから、その費用が幾らであったか、わたしは知らない。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
父の腰巾着で大劇場を覗いたり、腰弁当で鳥熊の芝居に入り込む以外に、自分も一つ芝居を書いてみようという野心は、この時分から初めて芽を噴いたのであった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
作例 · 標準
彼は有力者の腰巾着として振る舞い、常に甘い汁を吸おうとしている。
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「あいつはいつも社長の腰巾着みたいにくっついて歩いているな。」
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腰巾着のような生き方はしたくないと、彼は独立して自分の道を進んだ。
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2
標準
purse strapped round one's waist
作例 · 標準
着物の帯に腰巾着をぶら下げて、江戸の町を散策する気分を味わう。
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「この腰巾着の柄、金魚が刺繍されていてとても可愛いわね。」
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小銭や鍵を腰巾着に入れておけば、鞄を持たずに身軽に出かけられる。
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