穿つ
うがつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-他動詞
標準
to drill
文例 · 用例
昼頃近くになっても霜柱の消えないような玄関の前に立って呼鈴を鳴らしてもなかなかすぐには反応がなくて立往生をしていると、凜冽たる朔風は門内の凍てた鋪石の面を吹いて安物の外套を穿つのである。
— 寺田寅彦 『新年雑俎』 青空文庫
けれども、それよりして奥入瀬川の深林を穿つて通る、激流、飛瀑、碧潭の、到る処に、松明の如く、灯の如く、細くなり小さくなり、また閃きなどして、――子の口の湖畔までともなつたのは、この焚火と、――一|茎の釣舟草の花のあつたことを忘れない。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
皆大木の根に掛り、巨巌の膚を穿つ。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
原始時代そのまゝで幾千年人の足跡をとゞめざる大森林を穿つて列車は一直線に走るのである。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
熊笹の径を通りぬけると果して、思ひがけない大道が深林を穿つて一直線に作られてある。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
すると長年月の後には、「塵積って山となり、点滴石を穿つ」というように、必ず自分の才能特色が何らかの形をとって世に現れずにはいません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
汽車は山の狹間の左右に迫る、暗き斷崖を穿つて過ぎるのであつた。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
金銀珠玉巧を極め、喬木高樓は家々に築き、花林曲池は戸々に穿つ。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to hit the mark
作例 · 標準
例句
標準
to put on
作例 · 標準
例句