登山口
とざんぐち
名詞
標準
starting point of a mountain ascent
文例 · 用例
さすがに上吉田は、明藤開山、藤原|角行(天文十年―正保三年)が開拓して、食行身禄(寛文十一年―享保十八年)が中興した登山口だけあって、旧|御師町らしいと思わせる名が、筆太にしたためた二尺大の表札の上に読まれる、大文司、仙元房、大注連、小菊、中雁丸、元祖|身禄宿坊、そういった名が、次ぎ次ぎに目をひく。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
その上、同じ登山口でも、御殿場は停車場町であって、宿場ではない。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
登山の準備をしたくも、碌なものがないところで、この節の日本アルプスの登山口の、設備の方が、よほど行き届いているくらいだから、その貧弱さの、見当がつくであろう。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
私たちは板橋の口に待たせてある自動車で赤城の登山口まで急がせました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
田口の停車場へは、山から降りて來たと思はれる、足支度をした人や、何處の登山口にでも見るやうな人を乘せて來た馬が二三頭、近くの立木に繋いであつた。
— 吉江喬松 『霧の旅』 青空文庫
けれども南東へ約六十五キロ進出するから、それだけ「ベルンのアルプス」に接近するわけで、インターラーケンは事実上その登山口である。
— 野上豊一郎 『吹雪のユンクフラウ』 青空文庫
街道に添うて旅人に道を教える御嶽登山口、路傍に建てられてある高札場なぞを右に見て、福島の西の町はずれにあたる八沢というところまで歩いて行った時だ。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
木曾福島は御岳への登山口につづいた町です。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
作例 · 標準
朝の5時に登山口を出発し、ヘッドランプの明かりを頼りに樹林帯の中を進んだ。
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登山口にあるポストに登山届を提出し、安全な下山を心に誓って一歩を踏み出した。
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駐車場のすぐそばにある登山口には、現在の山の気象状況を知らせる掲示板がある。
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