避く
さく
Nidan verb (lower class) with 'ku' ending (archaic)動詞-他動詞頻度ランク #13155 · 青空 363 例
標準
to avoid
文例 · 用例
仕上げの足りないという事やじじむさいという事は自分の要求するような意味の創作というものにはあるいはむしろ避くべからざる附き物ではないかと思う。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
「彼はもはやけっしてうたわざりき、親しき人々にすら言葉かわすことを避くるようになりぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
これに反してもっとまじめで真剣なだけにいちばん罪の深い人間的な宣伝の場合と思われるのは、避くべからざる覊絆によって結ばれた集団の内部で、暗黙のうちに行なわれる、朋党の争いである。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
」「世界的共和は、この人生に於て、万人の権利を平等たらしめるための避くべからざる結果なのだ。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
灰色の外套長く膝をおおい露を避くる長靴は膝に及び頭にはめりけん帽の縁広きを戴きぬ、顔の色今日はわけて蒼白く目は異しく光りて昨夜の眠り足らぬがごとし。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
青年は切符を買いて治子に渡し、二人は人々に後れてプラットフォームの方に出で、人目を避くるごとく、かなたなる暗きあたりを相並びて歩めり。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
ただ困る事には今の蓄音機に避くべからざる雑音の混入が、あたかも三色版の面にきたないしみの散点したと同様であるようにも思われる。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
しかるに実際上は、避くべからざる雑多の複雑な偶然的原因のために、この一定であるべき間隔に少しずつの異同を生じ、理想的にはたとえばTであるべき間隔が T+ΔT となる。
— 寺田寅彦 『電車の混雑について』 青空文庫
作例 · 標準
殿は家臣たちの無益な争いを避くよう、常に努めていた。
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古の賢者は、天災を避くための術を知っていたという。
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人々は疫病を避くため、神に祈りを捧げた。
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