水量
すいりょう
名詞頻度ランク #22367 · 青空 272 例
標準
quantity or volume of water
文例 · 用例
夕ぐれ、めっきり水の細った秋の公園の噴水が霧のように淡い水量を吐き出している傍を子守達は子を乗せた乳母車を押しながら家路に帰って行く。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
荒川放水路の水量を調節する近代科学的|閘門の上を通って土手を数町川下へさがると右にクラブハウスがあり左にリンクが展開している。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
○江戸川は水道の余水にして流れ清く、水量もまた河身の小なるに比して潤沢なれども、小舟のほかは往来しがたきを以て舟運の便甚だ少し。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
次には大洋の水量の恒久と関係して蒸発や土壌の滲透性が説かれている。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
この氷河が消失して、従って新疆地方に灌漑する川々の水量が少なくなり、そのために土壌がかわき上がって今のような不毛の地になったらしい。
— 寺田寅彦 『ロプ・ノールその他』 青空文庫
町中を水量たっぷりの澄んだ小川が、それこそ蜘蛛の巣のように縦横無尽に残る隈なく駈けめぐり、清冽の流れの底には水藻が青々と生えて居て、家々の庭先を流れ、縁の下をくぐり、台所の岸をちゃぷちゃぷ洗い流れて、三島の人は台所に座ったままで清潔なお洗濯が出来るのでした。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
たっぷりと水量があって、それで粘土質のほとんど壁を塗ったような深い溝を流れるので、水と水とがもつれてからまって、揉みあって、みずから音を発するのである。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
而も与えられたる水量を最も時間的空間的に形式表現化する方法手段に於ても経済的効果を極めている。
— 岡本かの子 『噴水物語』 青空文庫
作例 · 標準
このダムには、膨大な量の水が貯水されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite