如し
ごとし
補助動詞頻度ランク #22921 · 青空 0 例
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文例 · 用例
製作の経験も何もない野次馬たちが、どうもあの作家には飛躍が無い、十年一日の如しだね、なんて生意気な事を言っていますが、その十年一日が、どれだけの修業に依って持ち堪えられているものかまるでご存じがないのです。
— 太宰治 『炎天汗談』 青空文庫
彼等みな軍務を終りて、歸港の情に渇ける如し。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
夕月榛の木原に上りて、空は水の如し。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
『間拔奴、見損やがつたか、汝、記憶えとけ、深川の芳兄いてで鳴らしたもんだい、手前達の樣な、女たらしに、一文たりとも貰ふ覺えはないぞ、ヘツ、どうだい、その面は、いやにキヨロツキやがつて、憚乍ら口惜しけりや腕ツコキで來い、白痴ツ』『女たらし』の一言に力を罩めて憤怒の焔燃ゆるが如し、果然彼には一物あり。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
『イヨー、大哥』『えらいぞ』『音羽屋ア』『やつちえねえ、骨はおれが拾つてやる』彌次馬の騷ぐこと、夕立の如し。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
しかしまた、それは困る、と生物學者のはうから抗議が出て、とかく文學者といふものには科學精神が缺如してゐる、などと輕蔑せられるのも不本意である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
そが暗き思ひいつの日 晴れんとの知るよしなくて、溺れたる夜の海より 空の月、望むが如し。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
「金銀は卑しきものとて手にも触れず、仮初にも物の直段を知らず、泣言を言はず、まことに公家大名の息女の如し」とは江戸の太夫の讃美であった。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
人生は旅の如し、様々な出会いと別れがある。
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彼の情熱は燃え盛る炎の如し、周囲を巻き込んだ。
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彼女の優しさは、春の陽光の如し、皆を温かく包み込んだ。
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