牧童
ぼくどう
名詞
標準
herdboy
文例 · 用例
高坂は何となく、物語の中なる人を、幽境の仙家に導く牧童などに逢う思いがしたので、言も自から慇懃に、「私も其処へ行くつもりです。
— 泉鏡花 『薬草取』 青空文庫
が、対手が牛乳屋の小僧だけに、天使と牧童のお伽話を聞く気がする。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
畫家時に牧童牛に騎する圖を作りて其心となる。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
塵外幾里、常に此を通ずるもの牧童に非ずんば賤夫のみ。
— 長塚節 『草津行』 青空文庫
或時などは全く無気になつてピストルの練習をした、西部アメリカに渡つて牧童の仲間入りがしたいなどと高言して母親を泣かせた。
— 牧野信一 『趣味に関して』 青空文庫
されどフエデリゴが筆に上りし當時の牧童は見えざりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
首段は牧童たるダヰツトの事を敍す。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
蒲公英(タンポポ)は、本邦で朝開き午以後萎むといふが、歐洲では、毎朝五時に開き午後八時に閉るから牧童の時計とし、又、晴雨計たり。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
作例 · 標準
日が暮れ始めると、牧童たちは散らばった羊たちを一箇所に集め始めた。
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ミレーの絵画には、広大な大地で休息をとる牧童の姿が静かに描かれている。
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まだ幼い牧童が、草原に寝転んで青い空を眺めながらのんびりと過ごしている。
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