牧夫
ぼくふ
名詞
標準
herdsman
文例 · 用例
白樺の薄皮が、隣りの牧夫によって戯むれに剥がれた時、君はその緑色の冷たい靱皮の上に、繃帯をしてやるだらう。
— 宮沢賢治 『〔蒼冷と純黒〕』 青空文庫
自分は今井とともに牛を見て、牧夫に投薬の方法など示した後、今井獣医が何か見せたい物があるからといわるるままに、今井の宅にうち連れてゆくことにした。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
ひかりとゞろく雪代の、 土手のきれ目をせな円み、兎のごとく跳ねたるは、 かの耳しひの牧夫なるらん。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
牧夫に見つけらえでがら。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
牧夫来るどまだやがましがらな、したども、も少し待で。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
」牧夫「水をかけてやらう。
— 宮沢賢治 『ポランの広場』 青空文庫
そして、馬に鞍を置いてしまうと、正勝と平吾と松吉の三人の牧夫は銘々に輪になっている細引を肩から袈裟にかけた。
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
秘かに部屋を出て厩舎へ来てみると、そこには三人の牧夫が馬に鞍を置いていて、正勝にだけ秘密の話をすることはできなかったからである。
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
作例 · 標準
熟練の牧夫は、牛のわずかな歩き方の違いから体調の異変を察知することができる。
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彼はオーストラリアの牧場で牧夫として働き、広大な土地で生きる術を学んだ。
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吹雪の中、牧夫ははぐれた子牛を捜すために夜通し荒野を歩き回った。
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