千代
ちよ
名詞頻度ランク #16706 · 青空 2312 例
標準
thousand years
文例 · 用例
つづいて筑摩書房から「千代女」が、高梨書店から「信天翁」が出る筈です。
— 太宰治 『私の著作集』 青空文庫
彼の亡き母に対する愛は、加賀千代女の如き人情的、常識道徳的の愛ではなくって、メタフィジックの象徴界に縹渺している、魂の哀切な追懐であり、プラトンのいわゆる「霊魂の思慕」とも言うべきものであった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
特に就中、加賀千代女等によつて代表される人情的月並俳句である。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
千代女の「蜻蛉つり今日は何所まで行つたやら」「身に沁みる風や障子に指の跡」「朝顔につるべ取られて貰ひ水」等の句は、言葉のイメーヂやヴィジョンから来る詩趣でなくして、人情的な内容からくる興味を主としたものであるから、この種の句ならば、翻訳を通じて外人に理解させることが出来るのである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
故小泉八雲のラフカヂオ・ハーン氏は、日本人と日本の文化に対する唯一の最上の理解者であつたけれども、氏の鑑賞を以てしても、その愛読された俳句の程度は、上掲した加賀千代の人情的月並俳句に止まつてゐた。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
いなとよ、妾は柳は柳なれど、加賀の千代の句近し、おんみは河内の國玉越の里の柳、楊枝にけづりてもなよよかなり。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
去年の枯れ菊が引かれたままで、あわれに朽ちている、それに千代紙の切れか何かが引っ掛かって風のないのに、寒そうにふるえている。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
あやまつた/\今のはみんな嘘何うして中村の令嬢千代子君とも云れる人がそんな御|注文をなさらう筈がない良之助たしかに承はつて参つたものは。
— 樋口一葉 『闇桜』 青空文庫
作例 · 標準
この古木は千代もの長い時を生き抜いてきた証だ。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
国の繁栄が千代に八千代に続くことを願う歌が歌われた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼女は千代の風雪に耐えたかのような、風格のある佇まいだった。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア曖昧さ回避
千代(ちよ、せんだい、ちしろ)は、日本全国の人名、地名などを指す。
ちよ
せんだい
- 仙台の、仙台城とその城下町が開かれる前の旧表記。
- 薩摩国川内は、江戸時代中期頃に表記が定着した。その前は「千代」「仙臺(仙台)」とも書かれた。
- 千代 (熊谷市) — 埼玉県熊谷市の地名。
- 千代 (南房総市) — 千葉県南房総市の地名。
- 千代 (砺波市) — 富山県砺波市の地名。
- 門前町千代 — 石川県輪島市の地名。
- 千代 (静岡市) — 静岡市静岡市葵区の地名。
- 千代 (稲沢市) — 愛知県稲沢市の地名。
- 千代 (大台町) — 三重県多気郡大台町の地名。
- 千代 (府中町) — 広島県安芸郡府中町の地名。
- 千代(小松市)- 石川県小松市の地名。
駅名
- 千代駅 — 長野県飯田市の駅名。
出典: 千代 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0