一腹
ひとはら
名詞
標準
litter (of animals)
文例 · 用例
眠っている間は、煙草を吸うわけにゆかないですからねえ」「いや私は、第一腹がへるので、眼が覚めますわい。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
しらふじゃあ、第一腹がすわりませんや。
— 芥川龍之介 『老年』 青空文庫
或は自分自身で、流れて行つてゐる――さすらふといふ風な形で、中でも一番均等に行つてゐるのは、允恭天皇の皇子の木梨軽皇子、それからその妹の軽大郎皇女、この二方が、一腹一生の兄妹なのに夫婦の契をしたといふことが、神意によつて現れて、それで皇女が伊予国に流された。
— 折口信夫 『真間・蘆屋の昔がたり』 青空文庫
第一腹が減って、目がまわりそうだ」「あれっ、強いといばった人が、もはやそんなに弱音をふくんじゃ、やっぱり弱虫の方だね。
— 海野十三 『人造人間エフ氏』 青空文庫
卵は一腹に五、六百万粒ほど入っているといわれる。
— 佐藤垢石 『鯰』 青空文庫
第一腹が耗って蒲団も帽子も上衣もないのだ。
— 魯迅 『阿Q正伝』 青空文庫
」「三十六人というと一腹じゃありますまい」「幾腹でも構わない」「すると……」「何だい?
— 佐々木邦 『人生正会員』 青空文庫
これじゃあ、全く物足りないし、第一腹が張らない。
— 古川緑波 『富士屋ホテル』 青空文庫
作例 · 標準
うちの犬が、先日かわいい子犬を一腹産んだ。
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猫が一腹の子を産むと、親猫はしばらく忙しくなる。
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今回は、五匹の子を同じ一腹から授かった。
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標準
roe (of one fish; i.e. both ovaries)
作例 · 標準
今日の市場には、卵を抱えた大きな鮭が一腹だけ入荷した。
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彼女は美味しいイクラを作るために、新鮮な鮭の一腹を求めていた。
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この店では、希少な魚の一腹を丁寧に処理して提供している。
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